若武者達へのメッセージ

今マスコミでも色々と取り上げられている弊社代表西野がお届けします!

第一回

皆様こんにちは、ビジャストの西野です。
今回からこのD-FRONTIRE上のコラムに時折登場させていただくことになりました。テーマは、スタッフからは「元気になる話」という大変ハードルの高い指示をもらってますが、まあその通りになるかどうか、思うことを思うままにお伝えしていきます。

第1回目は、就職活動をされている皆様に、私が一番伝えたいこと。これがうまく伝われば、もう連載1回で終わってもいいかもしれない・・・・

「好き」を仕事に

いったいいつからこうなったのだろう・・・?
仕事を選ぶ際に重要であることは「自分が好きと思えること」であるとの 論理が大手を振ってまかり通るようになったのは。
ここ数年はそれに加えて、「自分の適性にあった仕事を」なんてさらにとんでもない就職あるべき論が加わって、社会に出るためには本当に難しいいろいろなことを考えなければならなくなってしまいました。

皆様はいろいろなところで囁かれます。
できるだけ自分にとって「正しい就職」をしなければならない、「正しい就職」とは「好き」と思える仕事でなおかつ「自分にあった仕事」を選択することである・・・・
で、正しい就職をするためには、あれやこれやそれや、いろいろやらねばなりません、そうでないときっとあなたは「自分の適性に合っていない仕事」を選んでしまって、一生後悔します、好きな事を仕事にできないと不幸です、ですからね・・・・・

ほとんど霊感悪徳商法なみだね、こりゃ。
いいですか、今から私が大変重要なことをお伝えします。
これだけ覚えていれば充分です。
いいですか、いきますよ。

「今世の中で言われていることは全部適当な思いつきの話、うそばっかり、就職は何となくでも、勢いだけでも、その場ののりでもいいから、とにかくどっかにはいっちゃうことが大事、それ以外は全部うそ」

さあ、どう感じましたか?
この文章に「自分たちの大事な大事な人生がかかっている就職をなんていいかげんな!!不愉快だ、就職とはそんなもんでない、自分はやはり好きな仕事で一生を・・・」
さあこう感じてしまったあなた、やられてます、毒されてます、 ばかな識者といわれている人たちや、想像でわかったような理屈を述べたがるしったか連中の大人にすっかりやられてます。

たまにTVでもやってますでしょ、就職問題などを話しているとすぐに「最近の若者の問題はですね、好きな事がないんですよ何にも。だから何をやっていいかわからないんですね」ってお決まりフレーズを誰かが言って、「そうですね、我々の頃(もしくは私)はとにかく好きなことを続けているうちに何とかなったので今の若い人にも夢をあきらめずに・・・・」
最悪だ、耳に入れるなこんなもの。

22,3の頃に「仕事にしたい好きな事」なんてないぞ普通。
仕事に関係ない好きな事ならちょっとくらいはあるが、それを仕事に結びつけることなんかできるかそんなもの。

だまされてはいけません。
だまされて、真面目に真っ直ぐ受け止めてしんどい思いをして、必至に探してそれでも見つからない「好きな事で自分の適性に合う事」に押しつぶされそうになって、就職決まっても本当に「正しい」か不安でしょうがなくて、社会に出ていいのかどうか怖くて仕方なくなって、結局結論見るのが怖いからどんどん先延ばし・・・

いいですか、「どんな仕事についたか」よりも「誰と出会ったか」のほうが重要なのです。誰と出会うかで自分の仕事などいくらでも変わります。

「好き」な仕事などそうそう想像で見つかるはずありません。
ましてや自分にあった仕事など見つかるはずなどありません。
何もできない皆様に「合う」ことなど見つかるわけはないのです。
できない自分に世の中を合わせようとすればするほど、見つからない・・・
になります。自分を世の中に合わせてみるんです。
まずは何でもいいから入り込んでみるんです、世の中に。
好きかどうか判らなくても、周りの人から必要とされてくることが増えてきたらそれは高い確率で「好き」になりますし、「合っているかな」と周りが感じてくれます。

もともと働くとは「人の欲することを何らの行為で行なって対価をいただくこと」ですから「人の為に時間を使うのです」 「自分が好きかどうか」を最優先基準にしたら、それこそ訳わからなくなります。

これまでもずっと、初めて仕事を選ぶことに深い理由など誰ももってなかったのです。私の周りの人たち皆改めて聞いてみました。
「どうして最初の会社を選んだの」って。
「好きでしかも自分に合っていたから」なんて答えた人ゼロ。
あまりに適当だから書くのも憚られる・・・・
「じゃあどうして今の仕事をしているの」って聞いてみました。
「長いぞ話すと、あの会社にいた時に出会った・・・・」
誰の話も長いから止めますが、皆様の先輩もその又先輩もずーっとそうやって初めの仕事を選んでます。結局誰と出会うかですよ。
後付でいろんな理由付けているだけ、なんだかんだ言っても。

ですから何でもいいから入ったらいい、どこでもいい、理由なんて後から考えればいい、のりと勢いでもいいからとにかくはまってみよう、世の中に。